仏ロクシタン2019年度決算報告—増収増益

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2019.06.21

国際部

仏ロクシタングループは、17日、2019年度(2019年3月31日終了)の決算報告として売上高は前年度比8.7%増の14億2690万ユーロで、純利益は同比21.8%増の1億1760万ユーロとなったと発表した。 当年度中、グループは広範なマクロ経済の不確実性に直面したが、生産コストと流通コストの低下、ならびに価格上昇などが奏功して収益性を維持した。 取締役会は、1株当たりの最終配当金を2018年度と同額の0.0297ユーロを推奨する予定。

地域別にみると、 アメリカ、ロシア、中国が最も急成長した市場で、売上高はそれぞれ31.8%、12.2%、12.1%と堅調な伸びを記録した。特にアメリカ市場での躍進は著しく、国別売上高シェアでアメリカは16.3%と第1位に輝いた。日本は15.6%と2位で、中国(12.5%)が続いた。

グループの新興ブランド( Melvita 、Erborian 、L’OCCITANE au Brésil)は、全体で10.8%の成長を記録した。

参考リンク
group.loccitane.com

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