米成人の20%近くがカンナビジオール(CBD)の利用経験あり

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2019.10.10

国際部

アメリカでカンナビジオール(CBD)は 一部の少数の人だけの特別な嗜好品ではなくなってきているようだ。グローバル情報会社NPDグループが9月25日にリリースした調査結果によると、アメリカの成人のほぼ20%がCBD製品を大麻が合法な州で試用した経験があり、その半数近くが最近、使用したという。

アメリカ市場ではCBDのスナック食品および飲料製品への導入が始まっている。消費者がこのアイデアに関心があり、試飲や試食に積極的な意見が多いので、同社は、 CBDの応用製品の開発が食品業界で急速に進む可能性を示唆している。

ただ、この反面、大多数のアメリカ人はCBDへ否定的な意見を持っている。CBD利用者にはがん、自己免疫疾患、 注意欠陥・多動性障害などの病状を持つリスクが高くなると指摘されていることも抑止力になっているという。アメリカの各州で大麻合法化が進む中、美容産業、食品産業へのCBDの採用の動向が注視される。

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