アメリカで毎日サンスクリーンを利用する人はわずか11%

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2020.05.19

国際部

アメリカで審美的治療紹介サイトを展開するRealSelf社は、アメリカ人のスキンケア製品の利用について調査「2020 Sun Safety Report」した結果をこのほど、発表した。調査対象者の62%は毎日、アンチエイジング製品を使用しているのに対し、わずか11%は毎日、日焼け止め製品を使用していることが明らかになった。

日焼け止め製品の毎日の使用率は低い結果となったが、約3分の2(64%)は、長期間外に出る予定がある場合は、ほぼ常に日焼け止めをつけると回答している。女性は男性よりも日焼け止めを毎日(16%対6%)、長時間の外出時(67%対62%)に使用する頻度は高い結果となった。

同社は、米調査会社 Dynata に委託して、2020年3月13日から19日の期間に18歳以上の米国の男女1997人を対象にオンラインで調査を実施した。

日焼け止め製品の利用理由についての調査では、 皮膚がんへの予防対策が最大の動機に挙げられており、調査対象者の71%が皮膚がん防止に関心が高いことが明らかになった。老化を防ぐ(46%)、日焼けを防ぐ(43%)ことが日焼け止めの使用理由に続いた。

日焼け止め製品で保湿効果のある製品の人気が上がっており、 週に1日以上日焼け止め製品を利用するアメリカ人の間では、56%が保湿効果を含むサンスクリーンを使用。2019年の調査結果(51%)より増加している。日焼け止め効果のあるメイクアップ製品の利用率も上昇しており、ほぼ3人に1人(29 %)がSPFのメイクアップ製品を使用している結果となった。

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