米コティは、6月29日、キム・カーダシアン・ウェスト（KKW）氏と美容ブランドのビジネス拡大のためパートナーシップを結んだと発表した。 契約の条件に基づき、コティはKKWビューティビジネスの20％の所有権を2億ドルで取得する。今後は、 既存のKKWコスメティック、香水ラインのほか、スキンケア、ヘアケア、パーソナルケア、ネイルケアにビジネスを拡大する方針でコティがポートフォリオの開発に対して全面的な責任を持つ。

キム・カーダシアン・ウェスト氏は、 個人およびブランドのソーシャルメディアチャネル全体で3億人のフォロワーを持ち、 世界中の美容消費者の間で影響力を持つ存在なので、ソーシャルメディアを通じてグローバルなマーケティングネットワークを構築する。

コティは、今年5月にヘアケアブランドWELLA(ウエラ)、 ヘアカラーブランドCLAIROL （クレオール）、ヘアツールブランドGHD、ネイルブランドOPIを展開するプロフェッショナル事業部の過半数の株式を米投資会社KKRに約30億ドルで売却することで合意している。