米国味の素バイオファーマ、新しい医薬品製造プラットフォームを立ち上げ
2020.07.10
国際部
アメリカでバイオ医薬品の開発製造受託サービスを提供する味の素バイオファーマサービスは、6月30日、新しい医薬品製造プラットフォーム AJILITY™を立ち上げたと発表した。 AJILITY™は、 製造までの時間を最小限に抑えることでワクチンと治療法を市場に迅速に届けるように設計されたプラットフォーム。 COVID-19試験、FDA Emergency Use Authorizations(米食品医薬品局緊急使用許可)、またはその他のプログラムで使用できる新しい適応症を備えた新しい治療薬/ワクチンおよび既存の医薬品向けに開発された。
同社の専門知識と既存の医薬品を活用することで柔軟性を高め、技術移転、製造、出荷プロセス中の変数を最小限に抑え、従来の製造ハードルを克服し治療薬の臨床に取り組む。
同社コマーシャルオペレーション・アソシエイトディレクターのダスティン・キャンベル氏は「AJILITYプラットフォームは、臨床試験を迅速に行う必要のある医薬品を抱える顧客にとって大きな後押しとなる、柔軟性と時間の節約を提供する」などと発表文で語っている。
- 参考リンク
- ajibio-pharma.com