米コティ、「カイリー・スキン」をeコマースでグローバル展開
2020.10.16
国際部
米コティは、7日、グループ傘下のスキンケアブランド「カイリー・スキン」の Direct-to-Consumer(D2C:直接消費者と取引)を拡大すると発表した。ブランドの生みの親カイリー・ジェンナー氏はソーシャルメディアチャネルを通じて、世界のファンや顧客との強いつながりを築き上げスキンケア製品の効果的な需要を生み出しており、北米以外で圧倒的な人気がある英国、フランス、ドイツ、オーストラリアの消費者向けにウェブサイトを立ち上げてビジネスを強化する。
各国のD2Cサイトでは、追加の通関手数料や関税を回避することが可能になる。そのほかの利点として、消費者は、製品を現地の言語や通貨で購入でき、製品の配達が迅速になる。4カ国の D2Cサイトは以下の通り。
英国:https://www.kyliejennerskin.co.uk
フランス: https://www.kyliejennerskin.fr
ドイツ: https://www.kyliejennerskin.de
オーストラリア: https://kyliejennerskin.com.au
同ブランドは今年6月に ドイツの化粧品小売チェーン大手ダグラスと販売契約を結んで、既にドイツ市場に進出している。 新型コロナウイルスのパンデミックの影響が続く中、eコマース市場での業績拡大が期待される。