ビタミンC血中濃度が低いと歯ぐきから出血しやすい

最新商品

2021.02.8

国際部

歯ぐきや網膜の出血傾向とビタミンCの必要量の関連を検討した論文が2月1日、「Nutrition Reviews」オンラインに掲載された。

WHO(世界保健機関)が、壊血病の予防効果に基づく1日当たりビタミンC(アスコルビン酸)推奨量を設定した。しかしこの推奨量では微小血管の脆弱への効果が低すぎるとした研究結果が出されている。

そこで今回の研究では、歯肉出血の傾向がある1140人の参加者を対象に、微小血管の脆弱性の兆候とした歯肉出血および網膜出血と血中ビタミンCレベルの関連を調査した。その結果、壊血病予防に基づいたビタミンC推奨量では、歯肉出血および網膜出血を防ぐには低すぎる可能性があることがわかった。

#

↑