パーソナルケア市場でエコロジカル追求がトレンド

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2021.03.5

国際部

美容およびパーソナルケア市場全体でエコロジカルの追求はますます重要になってきているようだ。グローバル市場調査会社ミンテルの公式ブログ(2月25日付)によると、この傾向はヨーロッパ市場で強く、2020年にヨーロッパで発売された石けん、入浴剤、シャワー、ボディケア製品の21%が「環境にやさしい製品」で、2016年の調査結果から7%ポイント増加した結果となった。

フランスで2020年10月に実施した消費者調査では、過去12ヶ月に調査対象者の半数がパーソナルケア製品で環境にやさしい製品を購入したという結果もでた。

環境問題への取り組みで詰め替え可能なシステムとして水を含まない製品開発のイノベーションが活発化している。パウダーや濃縮物など新しい水を含まないボディウォッシュシステムの製品が市場投入された。これは、多種類の香りのパウダーを混合して好みのボディウォッシュのブレンドをカスタマイズ(DIY)できるという利点があり注目されているという。

プラスチック廃棄物を最小限に抑える固形錠剤フォーマットは、手指消毒剤市場にも移行している。再利用可能なポンプボトルに水を入れ、ハンドサニタイザータブレットをボトルに入れるだけで標準的な手指消毒溶液を作れる製品も発売されており、液体から固体へのフォーマットがメインストリームに浮上しそうだ。

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