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ブルーライトカットレンズ、眼精疲労の予防・改善に効果なし

ブルーライトカットレンズがPC使用による眼精疲労に効果的かを検証する二重盲検無作為化比較試験の結果が2月12日、「American Journal of Ophthalmology」オンラインに掲載された。

今回の研究では、眼精疲労症状を伴うコンピュータ使用者120人を対象に、ブルーライトカットレンズによる眼精疲労の緩和効果をブルーライトカットレンズなしのグループと比較検証した。また、ブルーライトカットレンズに肯定的または否定的な臨床眼科医の意見が転帰に影響するかも調査した。

その結果、眼科医の意見がどちらであっても、またブルーライトカットレンズの有無によるフリッカー融合頻度(ちらつき融合頻度)、および眼精疲労症状スコアへの影響は見られなかった。ブルーライトカットレンズの使用による有害事象は確認されなかった。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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