ユニリーバ、世界初の紙ベースの洗濯洗剤ボトルを開発

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2021.06.18

国際部

英ユニリーバは、10日、世界で初めて紙ベースの洗濯用洗剤のボトルを開発したと発表した。主要なランドリーブランド(Persil、Skip、Breeze)への導入を計画しており、2022年初頭までにブラジル市場で発売する予定で、その後、ヨーロッパやその他の国で展開することを目指している。

ユニリーバは、ディアジオ、ペプシコ、その他の業界メンバーとパルペックス・コンソーシアムに参加して紙ベースのボトルの共同開発に成功した。ボトルは持続可能な方法で調達されたパルプでできており、使用後は紙くずにリサイクルされるように設計されている。ボトルの内部には、水をはじく独自のコーティングがスプレーされており、界面活性剤、香料、その他の成分を含む洗濯洗剤、シャンプー、コンディショナーなどの液体製品を保持することが可能となる。

同社最高研究開発責任者であるリチャード・スレーター氏は、今回の紙容器の商品化について、業界全体のコラボレーションによってのみ達成できたとコメントしており、「パルペックスの紙ベースのボトル技術は、正しい方向への刺激的な一歩であり、私たちの製品のこの革新を試すことを嬉しく思います」と加えている。

参考リンク
unilever.com

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