テキストマイニングエンジンがバージョンアップ SNSから顧客の声を「見える化」

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2021.08.25

編集部

株式会社プラスアルファ・コンサルティング(東京都港区/代表取締役社長:三室克哉)は8月23日、SNSの情報やリサーチモニターからの回答を、テキストマイニングで顧客の声として活用し、体験価値を可視化する「見える化」エンジンの新バージョンの提供を開始したと発表した。

この「見える化」エンジンは、およそ次のような流れで、情報収集から分析までを行う。

①収集:クライアント保有データやSNSから顧客の声を収集し、記録。
②分析:収集したデータから、テキストマイニングによって必要な情報をを可視化し、分析する。
③共有・改善:分析結果を活用し、改善アクションにつなげる。

今回のバージョンアップでは、「リアルタイム検知機能」やTwitter活用の幅を広げる「マルチアカウント分析」、複数の顧客の声データの統合や加工、会話分析に対応した「データマージ機能」を搭載した。

同社は、これにより顧客の声活用の目的や幅をさらに広げた導入が可能になったと説明している。

活用対象の業界はとくに問わないが、活用シーンとしては「SNSの声を活用したい」「コールログを活用したい」「アンケートを活用したい」といったマネジメントレベルでの利用が考えられる。

なお、テキストマイニングとは、通常の文章からなるデータを単語や文節で区切り、それらの出現の頻度や共出現の相関、出現傾向、時系列などを解析することで有用な情報を取り出す、テキストデータの分析方法である(Wikipedia)。

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