170万人の店舗購買データをAI学習 化粧品「AIレコメンドエンジン」の開発開始

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2021.08.27

編集部

AI肌診断を開発する株式会社Novera(東京都渋谷区/代表取締役社長:遠藤国忠)は8月25日、岩手県を中心にドラッグストアを展開する株式会社薬王堂(岩手県紫波郡/代表取締役社長執行役員:西郷辰弘)と共同で、肌診断結果に応じておすすめの化粧品を紹介する「AIレコメンドエンジン」の開発に着手したと発表した。

「AIレコメンドエンジン」とはスマホで顔写真を撮影するだけで簡単にできる肌診断結果をもとに、AIがユーザー 一人ひとりの肌と相性の良い化粧品を提案するシステム。

Noveraは今までも化粧品レコメンドを開発してきたが、同社のレコメンド特許技術と薬王堂が保有する170万人の店舗購買データをAIに学習させることにより、より質の高いレコメンドを可能にする。

化粧品レコメンドにおける肌診断とは、自身の顔をカメラで読み込むと、肌診断AIによって肌の状態(シワ、キメ、シミ、透明感、うるおい、毛穴、肌質、肌年齢)の7項目で測定・評価するというもの。

続くAIレコメンドは、この肌診断結果をもとに、過去の購買情報、ユーザー情報、行動履歴(商品閲覧データ)などから一人ひとりの肌に相性の良い化粧品を紹介というものだ。

「AIレコメンドエンジン」は現在開発中で、2021年中に薬王堂公式アプリ内にAI肌診断として実装される予定だ。

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