トキワ 即時対応型開発専用拠点と小ロットコスメ開発サービスを展開

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2021.09.2

編集部

化粧品のOEM製造・研究開発を手がける株式会社トキワ(東京都北区/代表取締役社長:日比野仁美)は8月30日、新たな事業モデルとして「アジャイル プロダクト デベロップメント」(即時対応型製品開発)専用の開発・生産拠点「APD Lab.」を埼玉県川口市に設立。同時にスタートアップや新規事業立ち上げに最適な超高速・小ロット オリジナルコスメブランド開発サービス「TOKIWA KOBO(トキワ工房)」の提供を開始したと発表した。

「APD Lab.」外観

これにより同社は、現在の岐阜県中津川地区を中心とした生産拠点に加え、埼玉県川口市に新たな受託生産事業モデル「アジャイル プロダクト デベロップメント」専用の開発・生産拠点を保有することとなった。

また、同拠点は「TOKIWA KOBO」によるプロダクト開発と連携。拠点内に設置されたショールームで容器・部材・処方見本を実際に手に取って、透明性高く製品開発を具現化していくことが可能となった。

さらに「TOKIWA KOBO」は、同社がこれまで取り組んできた経験・ノウハウをもとに「国内トップOEM企業によるワンストッププロダクト開発」「独自プロセスによる超高速開発」「専門拠点(APD Lab.)による小ロット開発対応」を進めていく。

同社はこれらの新事業に関して、コロナ禍による市場の冷え込みや廃棄ロスを削減のための適正在庫化、つまり多品種・少量生産の流れが加速すると思われることが背景にあるとしている。

加えてSNSの発展により、化粧品事業への新規参入が増加し、多くの新製品開発の問い合わせが増えてきていることも、同事業展開のひとつとしている。

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