資生堂、ビッグデータを活用して4日先の肌状態を予報

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2013.10.18

編集部

資生堂は、店頭での肌測定で得られた約380万件の属性情報(個人情報を除く)であるビッグデータを基に分析を行い、肌状態を予測する情報解析モデルを株式会社ブレインパッド(東京都港区)と共同で構築。情報解析モデルを活用し、10月から、同社の総合美容サイト「ワタシプラス(watashi+)」で展開しているエリア情報発信サイト「ご当地プラス」のコンテンツとして「ミライ肌予報」を発信している。

資生堂「ミライ肌予報」画面同情報解析モデルでは、年齢・住んでいるエリアの気象情報・肌タイプ・スキンケアの方法などの条件と、実際に測定した肌状態の結果との相関関係を計算し、それぞれの条件が肌に与える影響を数値化した。個々人によって異なるこれらの諸条件ごとに数値を増減させて肌状態の傾向値を算出し、これに、気象予報を組み合わせることで、数日後の肌状態まで予測することができるという。店頭で得られたビッグデータを活用して解析モデルを構築するのは同社初の試み。

肌がこれからどういう状態になるかを予測する「ミライ肌予報」では、スキンケア意識を高めてもらうことを目的に、肌状態の傾向値を3段階の肌指数という形式で4日先まで表示している。

参考リンク
ご当地プラス「ミライ肌予報」

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