花王、百貨店やGMSに新たな店頭顧客システム「FACE」を導入

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2021.10.13

編集部

花王株式会社(東京都中央区/代表取締役社長執行役員:長谷部佳宏)は10月4日、化粧品事業で美容部員を派遣している百貨店やGMSを中心に(約610店・1,080コーナー予定)、新たな店頭顧客システム「FACE」(フェイス/system For Advanced Customer Engagement)を導入すると発表した。

「FACE」店頭活用イメージ

この店頭顧客システムは、顧客情報や接客情報の蓄積・管理、売上・在庫の管理、肌測定分析結果の可視化など、店頭活動のサポートツールとしての基本機能に加え、セキュリティ基盤を強固なものとし、肌解析サービスやブランドごとに展開するLINEミニアプリ、外部サービスと連携するなど拡張機能も搭載している。

これにより、顧客は、自分のスマートフォンで、店頭での肌解析結果を確認することができるほか、オンラインカウンセリングやバーチャルメイクなどの店頭以外でのブランド体験も可能となる。さらに、会員証やカウンセリングシートなどもデジタル化することにより、情報リスクとペーパーレスによる環境への配慮にも対応する。

このシステムの導入について同社は「一人ひとりのお客さまに寄り添いカスタマイズされた接客とサービスの提供を実現します。より充実したブランド価値伝達を図るとともに、これまで以上にお客さまとブランドのつながりを深める活動を進めてまいります」と述べている。

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