日本医科大との共同研究による頭髪治療器「非接触振動圧刺激装置」発表

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2021.11.19

編集部

発毛医療のDクリニック東京(東京都千代田区/理事長:小林一広)は11月6日、日本医科大学(東京都文京区/理事長:坂本篤裕)及び、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(東京都千代田区/代表取締役:落合陽一、村上泰一郎)との共同研究を通じて開発した、“非接触振動圧刺激”技術を搭載した「非接触振動圧刺激装置」を発表した。

非接触振動圧刺激装置

この機器は患者の発毛を促すもので、同社の薄毛治療現場に導入され、11月16日よりDクリニック東京および新宿にてサービスと提供を開始する。

なお「非接触振動圧刺激装置」は、日本で初めて開発された非接触で頭皮に振動圧刺激を与える技術により、低周波振動圧を特定の部位に照射することで発毛を促進する。

具体的には空気中を伝わる超音波を利用しており、同装置は超音波を発生するスピーカーを多数搭載している。

ミノキシジルのみとミノキシジル+振動圧刺激の観察部位の変化

非接触振動圧刺激のイメージ

それらを適切に動作させることによって超音波を重ね合わせ、超音波の焦点を作り出す。超音波焦点は頭皮に反射される際、頭皮に圧刺激を与える。低周波の変動をこの圧刺激に加えることにより、直接触れることなく頭皮に低周波振動圧を与えることができる。

Dクリニック東京では、この装置について、発毛治療に使用する塗り薬と併用することで、通常よりも早いスピードでの発毛が期待できると述べている。

なお、同クリニックでの提供プランは、治療期間が3ヶ月間で、治療頻度は週1回20分となっている。

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