米家庭用スキンケア開発のトリア、美容レーザにFDA認可
2013.10.31
編集部
米家庭用スキンケア開発大手のTria Beauty, Inc(トリア・ビューティ株式会社)は同社が開発したエイジングケアのためのレーザー「エイジ・ディファイング・レーザー」が米国食品医薬品局(FDA)の認可を得たことを10月30日、発表した。
同社は皮膚科と形成外科の専門医が使用するのと同じ非切除フラクショナルレーザー技術を駆使した家庭用デバイスを開発。消費者が自宅で安全にアンチエイジング対策に取り組める利便性を図った。
アメリカ形成外科学会によると、専門医によるフラクショナルレーザー治療は、 10年で急増しており、現在では小じわ、しわ、しみを治療するためのゴールドスタンダードとして採用されている。臨床試験で独立した皮膚科医が同社開発のレーザーの使用前と使用後の肌の特性を評価した結果、シワやきめの乱れで有意な改善が観察されたとしている。
エイジ・ディファイング・レーザーは2014年早期にTriaBeauty.comのオンラインショップおよび契約販売業者を通してアメリカ市場に投入する予定。
トリア・ビューティ株式会社は2003年、カリフォルニア州ダブリン市で家庭用レーザー脱毛の開発会社として創設。以来、ニキビレーザー治療やその他のスキンケア開発など展開している。日本では2005年より販売を開始している。