乾癬への植物エキス効果、医学的な検証スタートか

最新商品

2013.11.5

編集部

慢性皮膚疾患である乾癬への植物エキスの効果を調べた研究が「British Journal of Dermatology」10月号に掲載された。

乾癬は治りにくい疾患の一つで、決定的な治療薬はまだ開発されていない状況。かゆみなどの症状を和らげるために、植物性エキスが使用されることが多い。今回の研究では、これら植物由来の製品についての有効性と安全性を、医学論文データベースなどを対象に調査した。

その結果、青黛(indigo naturalis)、ヒイラギメギ(M. aquifolium)、カンレンボク(C. acuminata)の成分による抗炎症作用や抗増殖作用などが示唆された。また、青黛、ヒイラギメギ、アロエベラのエキスを含有した製剤で乾癬の局所管理を裏付ける限定的な証拠が認められた。

青黛(せいたい)は、染料に使用されるインディゴを含む植物から生成された中国の漢方製剤のひとつ。中国では乾癬治療に青黛を含有した軟膏が使用されるという。
ヒイラギメギは、日本では西洋ハーブの一種として用いられ、解毒、血液浄化の作用があるとされている。
カンレンボクは、庭木や街路樹としてよく見られる樹木。抗がん作用のある成分が発見され、1966年にはアルカロイドの一種カンプトテシンが単独分離、その後日本の企業ヤクルトによりイリノテカンという抗がん剤として製剤化されている。

#

↑