仏ロレアル、日本のD2C美容スタートアップのスパーティーに投資

最新商品

2022.05.25

国際部

大手化粧品メーカーである仏ロレアルグループのコーポレートベンチャーキャピタルファンドBOLD(Business Opportunities for L’Oréal Development)は、20日、日本の美容スタートアップSPARTY(スパーティー)に少数株主として投資すると発表した。今回の投資は、日本におけるBOLDの最初のベンチャー投資になる。投資額など詳細については明らかにされていない。

スパーティー社は、東京を拠点に、パーソナライズドヘアケア「MEDULLA(メデュラ)」、パーソナライズドスキンケア「HOTARU PERSONALIZED(ホタル パーソナライズド)」などのブランドを通じて、日本におけるパーソナライズドD2Cビジネスモデル構築に成功。同社のユニークなビジネスモデルは、消費者にパーソナライズされた商品と顧客体験の両方を提供する。

今回のベンチャー投資について、ロレアルジャパンの最高経営責任者であるジャン-ピエール・シャリトン氏は次の通り述べている。「日本は、世界のなかで最も洗練された、影響力のある美容市場の一つです。日本では、パーソナライズされた顧客体験が高く評価されています。特に美容の分野では、“パーソナライズ”に関連する新しいトレンドやイノベーションが顕著に表れてきています。パーソナライズ美容の先駆者であり、日本のD2C市場の抜本的に改革してきたスパーティー社と提携できることを大変うれしく思います」

#

↑