生活費の上昇によりイギリス人の29%は美容サービスを節約

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2022.05.30

国際部

市場調査会社YouGovは、23日、イギリスで生活費の上昇が国内消費に及ぼすけ影響について調査した結果を発表した。これによると24の家計支出の分野で支出削減を余儀なくされた実態が明らかになった。リストのトップは衣料品で調査対象者の44%が2021年11月以降衣料品の購入を削減しており、外食や贅沢品、ヘアカットやマニキュアなどの美容サービスへの支出も削減している結果がでた。

支出を削減した項目の上位は次のとおり。衣料品(44%)、外食(39%)、必須でない食品(39%)、宅配(39%)、贅沢品(36%)、日帰り旅行(31%)、食品(31%)、休暇(30%)、美容サービス(29%)、家庭用品(29%)、酒類(27%)、ガソリン代(27%)、化粧品(25%)。

衣料品を例にとって支出削減の方法を考察すると、購入する頻度を減らすこと(29%)が最も一般的で、より安価な代替品に切り替える(10%)、完全に支出をやめる(8%)と続いた。

今回の調査でイギリス人の29%は、ヘアカットやマニキュアなどの美容サービスへの支出を削減する必要があると回答した。女性と男性で比較すると、女性(38%)の方が男性(20%)より支出削減の必要性が高いことがわかった。化粧品の支出でも同様に女性(35%)は男性(15%)よりも支出を抑えている結果となった。

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