「カスピ海ヨーグルト手づくり用種菌」頒布数400万セット突破
2013.11.12
編集部
フジッコ株式会社(神戸市中央区)は11月12日、同社が開発・販売している「カスピ海ヨーグルト手づくり用種菌」の累計頒布数が400万セットを突破したと発表した。累計400万セット突破を記念し、「カスピ海ヨーグルトの日」である11月18日より、フジッコ通信販売オンラインショップにて “倍返しキャンペーン”を開催する。
家庭で安全においしいカスピ海ヨーグルトを作り続けてもらいたい━と、2002年に世界の長寿地域の研究者である家森幸男氏からの依頼を受けて、フジッコが「カスピ海ヨーグルト」の乳酸菌「クレモリス菌FC株」の管理を行い、純正種菌の頒布を開始。2005年には「カスピ海ヨーグルト手づくり用種菌」の頒布数100万セット突破を記念して、11月18日を「カスピ海ヨーグルトの日」に制定した。
同商品は、常温で持ち運びができ、牛乳と混ぜて常温で発酵させるだけで「カスピ海ヨーグルト」をつくることができるという利便性などが評価され、 2012年には南極へ向けて出国する第54次南極地域観測隊へ「カスピ海ヨーグルト手づくり用種菌」を寄贈するなど頒布活動の幅を広げてきた。
カスピ海ヨーグルトは、1986年に世界屈指の長寿地域として知られるコーカサス地方のグルジアから武庫川女子大学国際健康開発研究所所長・家森幸男氏が分析のために持ち帰った現地の自家製ヨーグルトがルーツ。「カスピ海ヨーグルト」の乳酸菌「クレモリス菌FC株」は、生きて腸まで届くプロバイオティクス乳酸菌であることが理化学研究所との共同研究にて証明されている。発酵中に他のヨーグルトにはほとんど含まれない“ねばり成分「EPS」”を多量に産生することによ り、「カスピ海ヨーグルト」独特のとろりとした食感が生まれ、調理などに活用しやすいという特徴がある。同ヨーグルト発祥の地であるグルジアでも健康・長寿の秘訣として、手づくりヨーグルトが食べられており、体にもたらす影響に関して、さらなる研究結果の探求が行われている。
- 参考リンク
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フジッコ通信販売オンラインショップ