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痩せている女性の糖尿病は増加傾向

米国で実施された瘦せ型糖尿病有病率の調査報告が4月1日、「Diabetes Care」オンラインに掲載された。

近年の調査で、痩せている人の2型糖尿病発症率の世界的な上昇が報告されている。今回の研究では、米国で2015-20年の行動危険因子サーベイランスシステム(BRFSS)の調査に回答した18歳以上の263万463人を対象に、痩せ型の人の糖尿病有病率の傾向、および年齢、性別、人種または民族別に層別化した有病率を探索的研究で検討した。

BMIが25kg/m2未満の痩せ型成人において、糖尿病は2015年の4.5%から2020年の5.3%と、17.8%の増加を示したが、過体重/肥満成人では有意な変化は見られなかった。痩せ型成人での糖尿病有病率増加にはサブグループでばらつきが見られ、黒人、ヒスパニック系、女性で大きな増加が認められた。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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