ニキビ瘢痕に効果の新開発セラムを評価
2022.11.30
国際部
ニキビ瘢痕に対する新開発のセラム(HEXILAK® Acne Scar Serum)の有効性と安全性を評価した結果が11月27日、「Journal of cosmetic dermatology」オンラインに掲載された。
尋常性ざ瘡(ニキビ)の瘢痕化に有効な局所製剤は限られている。今回は、KollarenとExo-Tというユニークな成分を配合した新開発のセラムを15~45歳の男女67人に1日2回、3か月間患部に塗布する臨床試験をインドで実施した。
その結果、ほとんど(79.1%)の被験者で90日目の評価時点にニキビ瘢痕の改善を確認した。試験前との比較で、色素沈着過剰指数(PAHI)の有意な減少が見られた。瘢痕の深さ、体積、画像評価でも有意な改善が示された。患者報告による副作用はすべて軽度で、すべての被験者で許容できる範囲のものだった。