グローバル情報会社NPDグループは、1月23日、パンデミックを経験した消費者は、心と身体の健康管理の観点から、メンタルヘルスに焦点を移行しているという最新の調査結果を発表した。バランスを取り、ストレスを管理することは、健康に寄与する重要な要素だと主張した。

同社の調査では、消費者の80% 近くが、全体的な健康と幸福に寄与する最大の要因は、睡眠の量と質であると主張した。2位にストレス レベル、3位に家族/友人との関係を管理することと続いた。ほとんどの消費者は、健康的なライフスタイルに関して知識があるようで、ある程度知っている(43%)、知っている(37%)、または非常に知っている(13%)と回答していた。

健康的なライフスタイルとメンタルヘルスについてより多くの知識を獲得するために消費者はパンデミックの間、本をよく読んだようだ。 米国での紙の本と電子書籍の販売を追跡しているNPDの BookScanによると、長寿に焦点を当てた健康とフィットネスの書籍の印刷部数は、過去 3 年間で 150% 増加し、過去 1 年だけでも145%増加した。 メンタルヘルスに焦点を当てた印刷書籍の売上は、2019 年以降ほぼ3倍になり、過去3年間で150%増加し、2022年には前年比 19% 増加したという。

同社のHealth Aspirations and Behavioral Trackerによれば、消費者が健康に最も貢献すると考える要素は運動であり、次に食生活（食べ物と飲み物の選択）という結果も報告された。