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ネット専門家でもドライアイの知識は不十分

中国のインターネット専門家に対して行われたドライアイの認識、有病率、およびドライアイの認識についての調査結果が1月24日、「Eye Contact Lens」オンラインに掲載された。

調査対象はランダムに選択された20-49歳の1265人(女性41%)。ドライアイの認識、ドライアイの症状、およびドライアイの危険因子に関する知識を自記式のアンケートで評価した。主な結果は、「最近ドライアイについて何か見たり聞いたりしましたか?」という質問への回答によって決定される、ドライアイの認識とした。

その結果、参加者の54.4%が最近ドライアイについて何か見たり聞いたりしたことがあり、そのほとんどがインターネットを通じて情報を得ていた。参加者の50.8%がドライアイの症状があると特定された。本人のドライアイの認識は、コンタクトレンズ装用者、屈折矯正手術歴のある人、眼科医の親戚や友人がいる人、ドライアイの症状のある人、および女性で多かった。ドライアイの修正不可能/不可能な危険因子に関する知識は、多くの参加者で弱かった。インターネットの専門家はリスクが高いにもかかわらず、ドライアイの認識とその危険因子に関する知識のレベルは不十分なことが示された。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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