ナイトレンズのユニバーサルビュー、大手VC3社から3億円資金調達
2013.12.17
編集部
医療機器開発ベンチャーの株式会社ユニバーサルビュー(東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木太郎)は12月13日、安田企業投資株式会社、三井住友海上キャピタル株式会社、ニッセイ・キャピタル株式会社のそれぞれが管理運営する各投資事業有限責任組合を引受先として第三者割当増資を実施し、総額3億円の資金調達を行った。同社は、今回の資本増強により事業基盤の安定化を図り、眼科領域に特化した医療機器開発ベンチャー企業として、ナイトレンズ事業の拡大ならびに新規事業開発を推進する、とコメントしている。
ナイトレンズ治療は、専用のコンタクトレンズを就寝時に装用することで角膜の形状を矯正させ、日中は「裸眼」で生活ができる、手術のいらない視力矯正法。近視治療の新たなソリューションとして注目されていることに加え、国内外での学術論文にてその近視進行抑制効果が発表されており、国内大学にて未成年者使用時の安全性を実証する臨床研究も進んでいる。
同社は、2012年3月に厚生労働省より「ナイトレンズ」の薬事承認を取得し、同年7月より販売を開始した。「日本人の角膜に合わせた独自のデザイン」「折り曲げても割れない東レ素材」「国内でのレンズ製造」が特徴の純国産レンズ。同社によると、取扱眼科施設は既に全国各地90施設を超え、メガネ・コンタクトレンズ・レーシックに続く「第四の矯正方法」として注目されている、とのこと。
- 参考リンク
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株式会社ユニバーサルビュー