北海道経産局、化粧品、健康食品特化型ビジネスマッチング開催
2014.02.21
編集部
北海道経産局は、全国の経産局(8経産局)でも珍しい化粧品や健康食品の売り手と買い手を集めた化粧品・健康食品に特化したビジネスマッチングを開催している。年1回、毎年11月に札幌・京王プラザを会場に「健康食品・化粧品ビジネスマッチング in 札幌」と銘打って開催しているもの。
この商談イベントは、経産省の補助事業「地域新成長産業創出事業」を使って北海道経産局と札幌市が主体となって2009年度から実施している。北海道の地場産品原材料を使った自然派化粧品や健康食品を展示し、全国からバイヤーを呼び込んで、売り手と買い手が商談しながら商品の販路拡大やビジネスの成約に繋げ合わせて地域振興に結び付けるのが狙い。
商談イベントの総事業費は、平均800万円で、同経産局と札幌市が折半出費し、ノースティック財団に一部委託交付(会場費、セミナー講師料など)している。
2013年度に行なった第5回開催時には、買い手として東洋新薬、コーセー、東急ハンズなど31社が参加する一方、売り手として道内の企業40社、合わせて71社が参加した。商談件数は、116件にのぼる。また、2009年度の第1回開催から2013年度第5回開催合わせた参加企業数(累計)は389社、商談件数(同)1,259件にのぼる。
こうした化粧品や健康食品に特化した展示・商談会(交流会、セミナー含む)を行なっているのは、全国8経産局の中で北海道経産局のみ。同経産局は、2014年度(第6回)の商談イベントについて「開催する方向で検討している」としている。