創薬ベンチャー企業の株式会社糖質科学研究所（東京都）は、“化粧水”ではない新しいスキンケア”水”として、新素材のヒアルロン酸「HA4」と伊豆・修善寺の温泉水 「FENE」を主成分とした『HA4メンテナンス・ウォーター』（150mL、1,944円/税込）を発売する。

“お肌のメンテナンス”という新しいコンセプトで、メイク、紫外線や仕事などによる肌へのストレスなどから保護し、疲れた肌を健やかに導き、保湿と肌荒れ防止をサポートする商品だ。

主成分のひとつ「HA4」は、同社が創薬のため研究している特殊なヒアルロン酸で、その分子量は一般的なヒアルロン酸の分子量の約1/10万。これは、ほぼ最低分子量に近く、これ以上小さなヒアルロン酸は生体内には存在していない。そのため角層への浸透性が高く、保湿や保水に必要なヒアルロン酸を肌に導く手助けをすることが同社の実験データより明らかになった。

他の主成分のひとつである温泉水は、メタケイ酸を多く含む伊豆・修善寺の温泉水（FENE）を採用。この温泉水は、日本でも有数のミネラルを多く含む温泉水として知られている。これら2つの主成分をたっぷり使用した『HA4メンテナンス・ウォーター』は、メイクを落とした後のリラックスタイムでの使用を想定している。

同社は、2005年にGlycosaminoglycanという生体内物質である糖鎖を医薬品に応用することを目的として設立されて以来、一貫して超低分子ヒアルロン酸の研究を続けてきた創薬ベンチャー企業。多発性硬化症、変形性関節症、アトピー性皮膚炎などに効果のある物質の開発をはじめ、化粧品・健康食品など糖鎖の応用範囲は広がっている。