英国ポーツマス大学の研究者Emma Burnett氏らは、乳房が女性の運動への参加に影響するかどうかを調査し、「Journal of Physical Activity and Health」7月号に発表した。

乳房と運動の関係を探る調査に参加した女性（249人）から、ブラジャーとブラジャーのフィット感、運動、乳房・胸の痛み、コメントや改善点、乳房・胸関連の病歴などを回答してもらった。

その結果、17％の女性が、運動の際に胸が邪魔になると回答。多く寄せられたコメントには「最適なブラが見つからない」「運動の最中に大きく胸が揺れることが恥ずかしい」などがあった。胸や乳房に関する知識が多いと、スポーツブラの使用率や運動レベルが上がっていた。乳房に関する問題は、モチベーション、時間的余裕、健康上の理由に次いで、女性への運動への参加を妨げる第4位の理由に挙げられていた。