ネットエイジア株式会社（東京都中央区）が運営するモバイルリサーチが9月8日に発表した「栄養ドリンク・エナジードリンクの飲用実態」の調査結果で、顧客感動度、顧客満足度、リピート意向率で「ユンケル」が他ブランドを大きく引き離し1位となった.

調査は、栄養ドリンク・エナジードリンク飲用経験者 15～59歳の男女1,000人を対象に実施した。

調べによると、栄養ドリンク・エナジードリンクの飲用頻度は「週に1
日以上（計）」22.7%、「月に2～3日」16.6%、「月に1日」12.2%、「それ以下の頻度」は48.5%。定期的に飲用している人も少なくはないが、不定期に飲用している人が多い。
飲用シーンでは、「疲れを感じたとき」68.5%、「元気を出したいとき」42.0%、「体調がすぐれないとき」33.1%、「栄養を補給したいとき」25.2%と、疲労回復目的が目立つ。

シーン別では、
・“徹夜明けの朝に飲みたいもの”は、1位「リポビタンD」、2位「ユン
ケル」、3位「メガシャキ」、4位「レッドブル」「オロナミンC」。１位と2位の栄養ドリンク系商品に次いで、3位に“眠気スッキリ”をコンセプトにした清涼飲料水系商品が入った。
・“気分転換やリフレッシュしたいときに飲みたいもの”は、 1位「オロナミンC」、2位「デカビタ」、3位「リポビタンD」、4位「リアルゴールド」、5位「レッドブル」と、清涼飲料水系が目立った。
・“ここぞというときに飲みたい”は、 1位「リポビタンD」、2位「ユンケル」、3位「レッドブル」、4位「アリナミン」、5位「オロナミンC」と続く。1位の「リポビタンD」は幅広い年代から支持を集め、2位の「ユンケル」は30代以上での支持率が高かった。

購入経験者30人以上の銘柄を対象に、飲んで効いたと感動した銘柄（顧客感動率）、購入してよかったと満足した銘柄（顧客満足率）、再度購入したい銘柄（リピート率）を集計した。
・顧客感動率は、1位「ユンケル」62.3%、2位「リポビタンD」33.5%、3位
「モンスターエナジー」31.3%。「ユンケル」が2位以下を大きく引き離す結果となった。
・顧客満足度は、「ユンケル」となり57.7%、1位「ユンケル」57.7％、2位「チョコラBB」37.2%、3位「リポビタンD」36.7%。顧客感動率同様、「ユンケル」が支持された。
・リピート意向率も1位は「ユンケル」63.7%、以下、2位「リポビタンD」48.4%、3位「オロナミンC」47.1%。
購入経験者に関しては、「ユンケル」が圧倒的に高い評価を受ける結果となった。