海藻エキスの一種が肌のたるみを解消。新たな研究成果をロート製薬が発表する

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2012.06.6

編集部

加齢とともにたるんでいく肌。頬、顎、二の腕のたるみなどに、悩んでいる人は多いだろう。そんな悩みに応えるため、肌の弾力を取り戻す「再生美容」の研究を重ねているのが、ロート製薬(株)の研究拠点「ロートリサーチビレッジ京都」だ。

 

ここでは再生美容の研究として、アスパラゴプシスアルマタエキス(紅藻エキス)に着目。これがコラーゲン線維を束ね、肌の弾力を取り戻す効果を持つエスラチン線維の軸となるたんぱく質・LTBP-4(※)の働きを高め、エスラチン線維形成を促進することがわかった。

 

この研究成果を2012年6月23日、第12回日本抗加齢医学会総会(6月22日~24日パシフィコ横浜・横浜市開催)で発表する。以下、詳細の要約。

【研究の背景】
ロートリサーチビレッジ京都では再生美容を重要課題に掲げており、肌の弾力を支える肌内部にあり微量しか存在しないエスラチン線維に注目。これが体の弾力性ある臓器に多く存在し、肌の弾力の再生に役立つ成分と考え、2006年世界で初めてエスラチン産生を高める「テトラペプチド-5」を開発。その後も最先端のエスラチン研究を進めてきた。

 

【LTBP-4、アスパラゴプシスアルマタエキスについて】
LTBP-4:エスラチン線維の軸となるたんぱく質。皮膚弛緩症の原因遺伝子のひとつで、体内の弾力性のある血管壁等に多く発現。

アスパラゴプシスアルマタエキス:紅藻の一種アスパラゴプシスアルマタより抽出。化粧品の原材料に多く使用されている。肌の弾力を支えるエスラチン線維形成に役立つ。

 

【エスラチン線維】
皮膚の弾力を維持する線維。真皮の80%はコラーゲン線維で、エスラチンは2%だが、コラーゲン線維にからみあうように存在し、肌の弾力を支えるコラーゲンをサポートしている。加齢とともにエスラチン線維は減少。これが肌の弾力が衰える原因と言われている。
※LTBP-4:(Latent TGF-β Binding Protein 4)

【関連資料】
◎リリースURL/PDF
http://www.rohto.co.jp/comp/news/?n=r120531

◎ロート製薬株式会社:公式サイト
http://www.rohto.co.jp/

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