ファッションの延長での利用を望む「女性のウイッグ」

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2014.10.9

編集部

株式会社美容経済新聞社(東京都港区) 産業調査部は全国の20~60代女性500人に「女性用ウイッグ」の利用状況などについて、株式会社コンピューター・プランニング・リサーチによるインターネット調査を実施した。本調査では、「ウイッグ」に対する需要も所有率も未だ高くはなかったものの、ファッションの延長としての利用を望む割合が多いという結果が得られた。

女性は悩み対策に加え、ファッションとして楽しむ目的から需要が伸びる一方、男性用かつらの需要は薄毛に対する意識の変化もあり縮小する傾向にあり、いまや男女別需要構成比は半々という状況のようだ。同社は、消費者の利用状況や期待度を把握することを目的に今回の調査を行った。

同社調べによると、ウイッグが「欲しい」は19.0%、「現在所有している(「ひとつ以上)」は9.8%であり、全体的な傾向としては未だ「途上段階」とも推察される結果であった。が、利用目的は「ファッション」目的が、65.3%と最も高く、「薄毛対策」31.5%、「白髪用」27.4%を大きく上回った。年代別には、20代、30代で「ファッション」用途を望む割合が高い。

「欲しい」と思いながら購入に至っていない乖離も見られることから、まずはウイッグに慣れてもらい、心理的な抵抗感を下げるマーケティングが需要喚起に繋がるのではないかと同社では見ている。そのためには、「価格訴求力」と「ウイッグを活用したファッションの提案」が有効ではないかと結んでいる。

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参考リンク
「女性のウイッグ」に関する需要調査2014

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