2013年度ヘアカラートリートメント市場5.1%増82億円に急成長
2014.10.8
編集部
マーケティングリサーチ会社の株式会社総合企画センター大阪が行った調査では、2013年度のヘアカラートリートメント市場は前年度比5.1%増の82億円、2010年度の約4倍に急成長している。市場拡大の要因は、ホーユーの本格参入、ドクターシーラボ・DHCなどの通販系企業の新規参入などが挙げられる。
同社は10月7日に調査レポートを発表。同レポートの概要によると、ヘアカラートリートメント市場は2009年1月に株式会社ピュール(福岡県糸島市)が発売した『利尻ヘアカラートリートメント』で一気に拡大、一般用ヘアカラーの約1割を占めるようになった。これを受け、ドクターシーラボやDHCやHRKなどの通販系企業が新規参入し、ダイヤなどの店販系企業も商品強化を図っている。更に、2013年にホーユー株式会社(愛知県名古屋市東区)が『シエロ カラートリートメント』で本格参入。TVCM・インフォマーシャルを投下して市場を活性化させた。
同市場は堅調に推移して、2014年度は3.7%増の85億円となる見通し、としている。