ファンケル、生活習慣病リスクを調べる遺伝子検査で予防医療へ参入

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2014.10.24

編集部

株式会社ファンケル(神奈川県横浜市中区)は、同社のグループ会社である株式会社ファンケルヘルスサイエンス(神奈川県横浜市中区)が新たな予防医療事業として『グッドエイジングプログラム』を11月1日からスタートすると、10月21日に発表した。
同事業は、生活習慣病の発症リスクが増加する 50 歳以上の中高年ターゲットに、遺伝子検査によって将来の生活習慣病リスクを解析し、個々に合った専用サプリメントや生活習慣改善の提案をするというもの。

同プログラムの遺伝子検査は、生活習慣病に特化したオリジナルの検査メニュー。口腔内の粘膜から綿棒で遺伝子を採取するだけで解析してくれる。「肥満」「インスリン抵抗性(インスリンが働きにくくなった状態)」「体内老化(酸化・糖化)」の3つの基本項目に加え、「血栓症」や「高血圧」などの発症リスクを知ることができる6つの単品メニューと、これらの単品メニューを組み合わせて総合的に検査する「脳血管・心疾患」「認知症」「ロコモ」発症リスクのセットメニューがある。
予防医療

 

 

 

 

遺伝子採取後、およそ1カ月で、医師からの「遺伝子検査結果報告書&運動・栄養アドバイス」と、健康カウンセラーからの、食事、運動など生活習慣の改善アドバイスや最適なサプリメントを提案する「パーソナル・アドバイスシート」が届くという。

同社は、「同プログラムの提供を通じて、『一生涯、心身ともに健康で生きること=グッドエイジング』を実現することにより、日本の、そして国民の医療費削減に貢献してまいります」としている。

遺伝子検査単品メニューは、各14,800円(税込)
遺伝子セットメニューは、各29,800円(税込)

参考リンク
株式会社ファンケル

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