資生堂 「グローバル・コンパクト100」の構成銘柄に2年連続選定

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2014.11.12

編集部

株式会社資生堂は、国連グローバル・コンパクトが発表した構成銘柄「グローバル・コンパクト 100」(以下「GC 100」)の一社に2年連続で選定された。

「GC 100」は、国連グローバル・コンパクトと欧州の調査機関であるSustainalytics社によって示された株式指標。国連グローバル・コンパクトに署名する企業・団体の中から、国連が提唱するグローバル・コンパクトの10原則(※1)への取り組み、トップの明確なコミットメント、事業の収益性などを調査し、選定される。上位100社のうち、日本企業は同社を含めて11社が選ばれている。

国連グローバル・コンパクトは、グローバリゼーションに起因する様々な問題に対処するために、1999年に世界経済フォーラム(ダボス会議)でアナン国連事務総長(当時)が提唱し、2000年7月に国連本部で正式に発足した。署名する企業・団体は、「人権・労働・環境・腐敗防止」の4分野より構成される10原則を支持し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに参加することが求められる。現在、世界約145カ国で10,000を超える企業・団体(うち、企業は約8,000)が署名している。

(※1)「国連グローバル・コンパクト」の10原則
<人権> 企業は、
原則1:国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重し、
原則2:自らが人権侵害に加担しないよう確保すべきである。
<労働> 企業は、
原則3:組合結成の自由と団体交渉の権利の実効的な承認を支持し、
原則4:あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持し、
原則5:児童労働の実効的な廃止を支持し、
原則6:雇用と職業における差別の撤廃を支持すべきである。
<環境> 企業は、
原則7:環境上の課題に対する予防原則的アプローチを支持し、
原則8:環境に関するより大きな責任を率先して引き受け、
原則9:環境に優しい技術の開発と普及を奨励すべきである。
<腐敗防止> 企業は、
原則10:強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗の防止に取り組むべきである。

参考リンク
資生堂グループ

 

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