ヒアルロン酸吸収食品「ECM-E」がアトピー性皮膚炎に効果

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2012.10.25

編集部

アダプトゲン製薬株式会社は、同社が開発・発売しているヒアルロン酸吸収食品「ECM-E」がアトピー性皮膚炎の症状改善に効果があることを、臨床試験により確認したと発表した。

「ECM-E」は、鶏冠由来の高純度ヒアルロン酸を中心とした物質を低分子化して、体内吸収率を高めたもの。1998年に特許を取得して以来、現在では世界5か国で使用されている。

同社ではこれまでもECM-Eにより、関節痛緩和や創傷治癒効果、保湿効果、美白効果について研究を進めてきた。

臨床試験は、4歳以上44歳以下のアトピー性皮膚炎の患者81症例を対象に、3つの医療施設において2011年12月から2012年8月に実施。4歳~12歳までは1日当たり900mgを、13歳~44歳までは1日当たり1,200mgを経口摂取にて投与した。なお、すべての被験者には、試験開始から終了までの期間は併用薬・併用療法の変更は禁止している。

試験終了後にECM-E投与グループの患者とプラセボ(疑似食品)を投与したグループを比較した結果、皮膚重症度、掻痒スコア(かゆみの自覚症状)の双方において改善がみられた。特に皮膚重症度が高い方が改善率も高いという傾向があったという。

また被験者にアンケート調査を行った結果、「肌の潤いがよくなった」「ドライアイの症状が軽減した」「傷の治りがよくなった」というコメントがあったという。

試験調査士として臨床試験に携わった「三本木クリニック」院長・医師の呉 成浩医師は、「今後も優良な健康食品を適正に評価すれば、将来的に統合医療に組み入れることも期待できる」と語った。

 

 

●問い合わせ

アダプトゲン製薬株式会社

TEL.0572-56-1111

http://www.adaptgen.co.jp/

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