歩く人が急増! ブランド戦略に「歩く」を活用
2012.11.5
編集部
株式会社リスキーブランドはこのたび、生活意識調査「Mind Voice」(同社実施)調査データから、2010年と2012年のデータを用いて「美容・健康・身だしなみのために、日ごろ行っていること」について分析を行った。
企業のブランド戦略などコンサルティングを行う同社の調べによると、上記の問いに対して「できるだけ歩く」と答えた人がこの2年間で急増し、3割を超えたことがわかった。
「栄養剤やサプリメントを利用する」「栄養バランスの良い食生活」などの項目が3ポイント以上もマイナスになった中で、「できるだけ歩く」は8.7ポイントも増加。年代別にみてみてもどの年代においてもポイントが増加していた。年代に関係なく、全体的に「歩く」ことに関心が高まっていると発表した。
同社は、「歩く」ことが、少し意識を変えるだけで誰でもできる、継続してできる健康・美容法とし、「歩く」ことを切り口にした新しい商品やサービスの市場機会が期待できるとしている。さらに「歩く」というライフスタイルが、身体的なメリットに加え、精神的なメリットも併せ持つと考えて、食品や飲料などのマーケティングにおいても「歩く」ことを切り口とすることで新たな魅力を提案できるとまとめている。
最近テレビで健康番組をよく見かけるが、病気を予防する方法として多くの医師たちが運動の重要性を説いている。まず始められる、すぐ始められる手軽な運動、美容法として「歩く」ことはもっとも効率的で効果的な方法なのだろう。
調査地域:全国
調査対象:15~64歳の日本人男女(世帯年収300万円以上)
調査手法:インターネット調査
調査時期:毎年5月
有効回答:約4,000サンプル/年
●お問い合わせ
株式会社リスキーブランド
03-5720-5280
http://www.riskybrand.com/report_121002/