化粧品・美容器具の輸入ならびに販売、メイクスタジオの経営を行っているビューズ株式会社（東京都中央区銀座）は7月3日、同社が経営するビューティ・サロン「ビューズ」でビジネスマン向けの眉カットサービスをレギュラーメニュー化したところ、男性の利用者数が過去3年で445％にアップ（2011年4月～2013年3月度の全9店舗男性利用者数）し、2014年度（4月～6月度）も前年比194％と好調な実績で推移している、と発表した。

同社によると、男性のサロン利用を牽引するのは「メンズ アイブロウコース」（20分、3,700円/税込）。骨格や筋肉のつき方、毛の質・量・生え方、左右のバランスなどを見極め、最適な眉の形を作り上げる男性向けアイブロウサービスで、カウンセリングからカット、ホームケアアドバイスまでを一貫して行う。

同社は、2010年7月にアイブロウサービスを主力メニューに設定。当初のメインターゲットは女性だったが、男性利用者の増加に伴い2012年4月に1年間の期間限定で男性向けメニューを導入したら、「自分にぴったりの自然な眉が、短時間・リーズナブルな価格で手に入る」と、30代・40代の多忙なビジネスマンを中心に支持を得、前年比246％と好評だった。これを受けて、2013年6月1日より男性向けメニューをレギュラー化。同時に、「男性専用スペースの設置」や「男性専用のアイブロ ウケアアドバイスシートの配布」などで男性が利用しやすい店頭づくりを推進し、実績を伸ばしてきた。

同社は、男性利用者数の増加要因として、「ビジネスマンの新たな身だしなみとして”アイブロウサービス”を提案したことや、”入念なカウンセリング” “カット前に仕上がり後の眉を疑似体験できる”などの施術工程もアイブロウケアに慣れていない男性を安心させ、潜在的なニーズを呼び起こした」「平日昼間の仕事の空き時間を活用できる短い施術時間（初回20分・2回目以降10分）、立ち寄りやすいターミナル駅での出店などビューズのサービス特長もビジネスマンのライフスタイルに合致した」と分析している。