サラヴィオ化粧品、"温泉力"で有能人材発掘?

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2014.08.5

編集部

別府温泉の研究・開発を基軸にスキンケア・ヘルスケア製品の製造・販売を行う株式会社サラヴィオ化粧品(大分県別府市)が、8月5日から、ユニークな人材採用を始めた。会社の未来を担う次世代の人材がいわゆる「ゆとり世代」であることから、同社の研究対象である「温泉」を活用して、真夏の温泉に浸かって心身ともにリラックスしてから面接などを行うという採用方法で、同社は、“湯とり(ゆとり)”「温泉力(おんせんりょく)採用」と命名している。

同社によると、「ゆとり世代」と呼ばれる昨今の新入社員の特徴は、“受身で言われたことしかしない。工夫がない”、“失敗することを極端に恐れる”、“自分と異なる世代とのコミュニケーションが苦手”などが挙げられ、社内で人間関係を築くことやコミュニケーションを図ることが難しいと言われている。そこで、温泉に浸って身も心もリラックスさせ、緊張の緩和や塞ぎがちなコミュニケーションを活発にすることで、じっくり本音で相互理解を深め、「ゆとり世代」から会社への貢献度の高い有能な人材採用の実現を目指したい、と考え、“湯とり”「温泉力採用」の実施となった。

暑い真夏にあえて、温泉に浸かり、体中をデトックスし、身も心もリラックスして、同社の代表取締役社長と本音で語り合う”真夏の温泉面談”により、忍耐力、コミュニケーション力や、アイディア発想力などを判断する。さらに、受験生には、究極の温泉タマゴ作りに挑戦させ、温泉タマゴ作りを通して、とろりととろける食感を求めるためのたゆまない努力や、創意工夫や考える力、そして、同社の研究対象である温泉への思いを測るそう。

参考リンク
株式会社サラヴィオ化粧品

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