米国市場で韓国化粧品メーカーが勝ち組へ?!
2015.04.17
国際部
米デジタルマーケティング&リサーチ会社 L2ThinkTank(ニューヨーク州)が4月10日に配信したデイリーニュースによると、昨年から韓国のスキンケアと化粧品ブランドの米国市場でのプレゼンス拡大が目立っているらしい。
若者のファッション製品の小売チェーンを展開しているアーバンアウトフィッターは昨年、韓国の美容製品のセクションを開設してオンラインおよび店頭販売に乗り出した。韓国で2006年に創設されたコスメブランドのトニーモリーのフェイシャルマスクからカラーコスメなど幅広いラインを販売している。
化粧品小売チェーンの大手セフォラでは、韓国製品のコーナーを拡大し、 ドクタージャルトのほか、 Koh Gen Do(日本では江原道)、 Belif、トニーモリーの製品を販売しており、さらにPeach and Lilyの製品を追加する計画を進めているという。
韓国市場の分析として、韓国はグローバルなスマートフォンの普及をリードしており携帯電話の所有者の70%がスマートフォンを使用していると言及。消費者の48%が自分のスマートフォン上で買い物をするという。国内でのデジタルマーケティングを武器に海外でのプレゼンスを強める韓国企業が後を絶たない。
同リサーチ会社はデジタル・イノベーションの観点から韓国化粧品メーカーを評価しており、その中、米国市場で躍進しているメーカーとして、Etude House、トニーモリー、The Face Shop、Skin Foodなどを取りあげている。