「細さ=美しさ」は間違った美の観念
2015.05.7
編集部
サニーヘルス株式会社(東京都中央区)はこのほど、ダイエット情報発信サイト『microdiet.net』において、調査レポート『「細さ=美しい」は、もう時代遅れ!間違った美の観念を捨てよう』を公開した。
憧れのスリムなモデルやタレントに少しでも近づこうとダイエットをするのは、日本だけでなく世界中の女性に共通している。しかし、“健康的”からあまりにもかけ離れた、やせすぎモデルを目指すべきでない。
今年4月、フランスではやせすぎモデルを採用した事業者に、罰則を科す法案が可決された。肥満指数を表すBMIが18以下のファッションモデルの活動を禁止し、罰金や禁固刑を科すという厳しい内容だ。
このほか、スペイン、イタリアにおいては、「過度にやせたモデルは少女達に誤った美の観念を与える危険性がある」として、BMIが18未満のファッションモデルのファッションショー出演が禁止されるようになった。
健康を無視したダイエットでは、一時的に体重を減らすことができたとしても、元気がなくなってしまったり、肌荒れ、リバウンドなど、成功とは言えない結果になりがち。
もっと深刻になると、カルシウム不足で骨密度の低下・骨粗しょう症、鉄分不足による貧血、生理が止まる、摂食障害(過食症・拒食症)など、体の機能が著しく低下し、健康を損なってしまう可能性があると警告している。
- 参考リンク
- microdiet.net