大気汚染+染髪剤=発がん性物質生成

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2013.02.26

編集部

酸化染毛剤に含まれている第2級アミンが、大気汚染にさらされたときに、発がん性を有するニトロソアミン誘導体を形成することが、Materials誌の213日オンライン号で発表された。酸化染毛剤は、おしゃれ染めや白髪染めなどの名称で一般に広く使われている永久染毛剤。

現在、EU(欧州連合)をはじめとする多くの国と地域で、発がん性物質のニトロソアミンの染髪剤原料/製品への使用が禁止されている。著者のDavid Lewis氏らは「製品に含まれていなくても、たばこの煙や空気中の汚染物質との化学反応で、発がん物質が生成される」としている。Materials誌は、インターネット上で無料公開されている、材料科学、材料工学の国際ジャーナル。

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