長寿乃里、国際デザイン賞受賞、薬草エキス配合化粧品も商品化

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2015.07.27

編集部

自然派化粧品を標榜する株式会社長寿乃里(神奈川県横浜市)は、草薬を配合した完全無添加化粧品「然・しかり」4品目(石鹸、クレンジング、化粧水、美容液)が国際的に権威のあるドイツの「IFデザインアワード2015」において国際的なデザイン賞「IF パッケージデザインアワード」を受賞した。

2015年度のデザイン賞を受賞した「然・しかり」のデザインコンセプトは、化粧品の原料をモチーフに形を作り自然の曲線美を強調したデザイン。

lotion_spデザイン賞を受賞した化粧品4品目は、ぼんたん果皮エキス配合の「然・ぼんたんクレンジング」をはじめ「然・よかせっけん」(医薬部外品)、野草発酵エキス配合の「然・発酵化粧水」(写真)、「然・シルク美容液」。

この中で発酵化粧水のデザインは、木そのものが持つやわらかな曲線の美しさを生かした手になじみやすいデザインを表現した。また、昨年8月にリニューアルした発酵化粧水は、宮崎県の契約薬草店から仕入れたヤマニンジン葉やドクダミなど16種類の薬草エキスを配合するとともにシリカやミネラル豊富な霧島火山岩深層水を乳酸菌で発酵させた発酵液を90%以上配合している。これにより肌のすみずみまで美容成分を届け、年齢による肌バランスの乱れを整える特徴を持つ。

同社が現在、市場に投入している化粧アイテム数は、全部で14品目。「引き続き、薬草配合の化粧品開発には力を入れて取り組む方針」。また、 化粧品の販売チャネルは、通販と直営店15店舗を中心に展開しているが年内に直営店開設の計画はない。

同社の法人設立は2001年1月。2002年5月に市場投入した洗顔石鹸の累計販売数が今年3月で2000万個を突破。また、新規事業として2004年5月にしゃぶしゃぶ店など飲食事業に参入、2013年8月にニューリゾート事業としてトータルビューティーサロンの展開に乗り出すなど多角化を進めている。

参考リンク
株式会社長寿乃里

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