日本化粧品検定の受験者が2万人を突破
2015.09.8
編集部
一般社団法人日本化粧品検定協会(東京都中央区)が実施している日本化粧品検定が、5月に受験者数2万人を突破した。
同検定は、化粧品の中身(成分)はもちろんのこと、その安全性や使用期限、医薬品医療機器等法(薬事法)までトータルで美容の知識を学ぶことが出来る“業界初のコスメ検定”として注目を集めている。
第4回目の試験で受験者は2万人を突破し、ますます受験者は増加の一途をたどっている。また2級と1級を併願受験したいとの声もあり、今回から各級の試験時間を分け併願も可能に。今後もさらに多くの受験者が見込まれるとみられ、化粧品・美容業界で働く人達のスタンダードな資格として注目を集めている。
この検定に合格することで、化粧品についてどの程度知っているのかという化粧品知識レベルの指標となるべく、業界を代表する検定への拡大が期待されている。
一方、東京農業大学での校内受験も2014年より開始され、化粧品業界を志望する学生の受験者数も毎回増加するなど、急速に受験者数に広がりをみせている。就職活動を控える学生からも注目の資格となっている。
受験者に受験のきっかけを聞いたところ「現在の仕事に役立つと思ったから」「転職・就職に有利になると思ったから」「今後、この資格が役立つ職務に就きたいから」など、仕事に直結する資格としての支持率が圧倒的に高く、全体の約7割を占めた。
第五回「日本化粧品検定」試験は、11月22日(日)に開催される予定。申込〆切は10月9日まで。
- 参考リンク
- 一般社団法人 日本化粧品検定協会