黒龍江中医薬大学日本校が漢方アロマコース生を募集
2015.09.10
編集部
黒龍江中医薬大学日本校(東京都渋谷区)では、漢方アロマ関連コースの10月生を募集している。1.5ヶ月、3カ月、6カ月、1年専科の4コースを用意しており、これから漢方アロマを使ったエステサロンなどの開業を目指す女性に人気がある。
同校の漢方アロマは、株式会社エヌ・アイ・シー(熊本県菊陽町)製の東方アロマ精油「本草精華」を使用。中国の伝統医学である「中医学」の基礎理論をベースにした施術方法を学ぶことができる。
中医学の基本は、その人の体質・症状に合わせて、治療方針を定めた後に、実際に施術を行うことにある。西洋アロマと異なる点は、「お客のその時の体調に合わせて漢方精油を選択して施術する」(取締役 マン・ソウン氏)点で、身体の不調を根本から正すことができる。
現在、最も応募の多いコースは6カ月の漢方アロマボディケアコースで、前半の3カ月間(授業時間数21時間)で経絡や陰陽五行などを含む基礎理論を学び、後半の3カ月(同)で応用を学ぶ。基礎理論に関する座学は、日々忙しく通学できない人のために、DVDによる自宅学習で対応。実技のみ、学校に通って学ぶことになる。
入門コースの1.5ヶ月コース卒業生には修了証書、中級の3カ月コース卒業生には修了証書と準漢方アロマボディケア療法士の認定書、上級に相当する6カ月コース卒業生には修了証書と漢方アロマボディケア療法士の認定書がそれぞれ授与される。
入学希望者には現役のエステティシャンもいるが、「初心者の方が多い」(マン氏)ので、これから漢方アロマのプロを志す女性には最適の学びの場となっている。卒業生の多くは、まずはサロンに入社するか、あるいは家族・友人への施術で経験を積み重ねて、個人開業を目指すという。
また、同校直営サロン「NATURAL BALANCE」では、卒業生たちも活躍している。同店では漢方アロマボディケアのほか、リフレクソロジーや芳香療法オプションなど豊富なメニューを取り揃えて、お客の様々なニーズに対応している。現在、恵比寿店、日暮里ホテルラングウッド店、赤坂エクセルホテル東急店の3店舗を展開している。
- 参考リンク
- 黒龍江中医薬大学日本校