見た目の若さの印象は顔の向きや皮膚の動きで決まる
2015.12.7
編集部
学校法人 工学院大学(東京都新宿区)は、情報学部 情報デザイン学科の蒲池みゆき教授の研究グループが、1.見た目の年齢が顔の向きや顔の皮膚の動きによって変わること、2.見た目の年齢を決める際に、特に頬が重要な部位であることを示唆する研究成果を、ポーラ化成工業株式会社(神奈川県横浜市)との共同研究で解明した。
人の実生活において、相手の見た目の年齢判断を行う場合は、顔の特徴の何をもとに判断しているのかを調べる研究を行った。他者の顔の向きや頬の皮膚の動きに変化を加えて年齢判断の特性を調べたところ、シワ・たるみ等のよく知られた老徴とは異なる新たな老化徴候の存在が示された。今回の研究で得た成果は、化粧品開発に役立てられる。
また、同研究成果は、第77回日本化粧品技術者会(SCCJ)研究討論会で、共同研究を行ったポーラ化成工業と発表し「最優秀発表賞」を受賞している。
- 参考リンク
- 学校法人 工学院大学