リーブ21がウーロン茶に育毛促進作用を確認

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2016.03.24

編集部

株式会社毛髪クリニック リーブ21(大阪府大阪市)は、3月26日から29日に横浜市で開催される「日本薬学会第136年会」において、「抗男性ホルモン作用を介したウーロン茶エキスの育毛効果」を発表する。

リーブウーロン

茶の生理作用については、様々な研究がなされており、育毛に関する発表も数多くある。

しかしながらその多くが緑茶を対象としており、緑茶以外のお茶において育毛研究報告は少ないのが現状だ。

そこで今回、緑茶と同じチャノキ(Camellia Sinensis)を起源に持ち、半発酵茶として知られるウーロン茶を研究対象とした、育毛作用に関する評価試験を行った。

その結果、ウーロン茶の含有成分には抗男性ホルモン作用を介した育毛効果が期待できることが示唆された。

確認されたのは以下の3点。

1.薄毛の原因とされる男性ホルモンを活性化する酵素「5α-リダクターゼⅠ型・Ⅱ型」の両方を阻害する。
2.男性ホルモン「テストステロン」で活性化するLNCaP細胞を用いた試験では、ウーロン茶エキスを添加することで細胞の増殖を有意に抑制する。
3.マウス毛成長試験において、ウーロン茶エキスはテストステロン処置マウスの育毛を促進する。

同社は今後、活性成分を同定してウーロン茶エキスと男性ホルモンの因果関係を特定していく他、ウーロン茶エキスを配合した商品開発を進める予定だ。

参考リンク
リーブ21

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