アデランス初の国立大学病院内ヘアサロン オープン
2016.03.31
編集部
株式会社アデランス(東京都新宿区)は、 同社26店舗目となる病院内ヘアサロン「ヘアサロン こもれび」を4月1日、 大分大学医学部附属病院(大分県由布市)に出店する。同社にとって初の国立大学内への出店となる。
病院で療養中の患者の中では抗がん剤や放射線治療等の副作用による脱毛や爪の変色など外見の変化に悩む人が多くいる。 同社が展開する病院内ヘアサロンは、 患者のQOL(Quality of Life)向上を目的に、シャンプー、 ヘアカット、 カラーリングなどの一般的な理美容サービスだけでなく、 脱毛に関する相談、 医療用ウィッグの取扱いやアフターサービスの実施をしている。また、 メイク・ネイルの施術など、 患者の生活を支援するアピアランス(外見)ケアをワンストップで提供している。
今回、 大分大学医学部附属病院にオープンする店舗は 清潔感あふれる開放的な空間にプライベートに配慮した施術スペース2席を設けた。 エントランスには、 手に取って試着できる様々なヘアスタイルのウィッグをディスプレイ。 また、 店内はバリアフリーを実現し、 点滴スタンドや車椅子での来店を可能にした。
病室まで美容師が出向く出張カットにも対応するため、 来店が困難な患者もサービスを受けられる。
同社は、 病院内ヘアサロンの運営をはじめ、 医療用ウィッグ「ラフラ」の発売、 接客スタッフの医療接遇講習受講の義務化、 病気やケガなどの理由で脱毛に悩む子供にオーダーメイド・ウィッグを提供する「愛のチャリティ」など、 髪を通じて心の健康をサポートする医療事業活動に積極的に取り組んでいる。
大分大学とは、 2013年11月に、 抗がん剤治療の副作用である脱毛の予防に関して共同研究の契約を締結し、 産学連携のプロジェクトを進めている。
- 参考リンク
- 株式会社アデランス