米エリザベスアーデン、クリスティーナ・アギレラ香水事業をP&Gより買収

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2016.05.16

国際部

米エリザベスアーデン社は、クリスティーナ・アギレラ・フレグランスブランドをプロクター・アンド・ギャンブル・インターナショナルから買収する契約を結んだと5月12日、発表した。契約には香水販売のグローバルライセンスおよび特定の関連資産を含む。買収額など詳細については明らかにしていない。2017年度第1四半期にトランザクションを完了させる予定。

Screen Shot 2016-05-14 at 12.36.11レコーディング・アーティストのクリスティーナ・アギレラは2007年に初めてオリジナルフレグランスをリリースして以来、香水ブランドの開発を積極的に展開してきた。ヨーロッパ市場でNo.1の女性セレブリティ香水に選ばれた実績があり、現在は7種類のフレグランスブランドを販売している。

エリザベスアーデンは、デザイナーフレグランスブランドを展開するほか、
テイラー・スウィフト、ニッキー・ミナージュ、マライア・キャリー、ジャスティン・ビーバーなどセレブリティ・フレグランスブランドを傘下に持つ。同社のグローバルフレグランス担当社長のジョージ・クリアリー氏は、今回の買収について、“グローバルベースで当社の香水ビジネスを成長させるための戦略”と述べている。

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