一心堂本舗株式会社（東京都千代田区）が2013年12月より製造・販売する「歌舞伎フェイスパック」が『G7伊勢志摩サミット2016』の公式お土産に外務省より選定され、サミット参加国代表団・海外メディアなど約4,000名に贈呈された。

「歌舞伎フェイスパック」は、”日本の新しいお土産を作りたい” 、”日本の伝統文化である歌舞伎の魅力を世界に広げたい”という思いと、Tokyo Midtown Awardの受賞作品「JAPANESE、FACE」のデザインに着想を得て、メイド・イン・ジャパン、高品質を貫き、試行錯誤の末に2013年12月に発売した。

監修に歌舞伎の花形俳優である市川染五郎氏を迎え、フェイスパックの美容効果で美しくなりながら隈取メイクを手軽に楽しめる同商品は、ギフト需要やSNS上での話題化も手伝い、発売直後の2日間で4,500個を完売。

発売から2年半が経過した現在、累計販売数は200万個を突破している。

同商品のような絵柄がついたフェイスパックは世界初であったことから、グッドデザイン賞や海外の広告・デザイン賞（ADFEST2014等）も受賞。

海外モデルや俳優、世界で活躍するフィギュアスケートの日本代表選手などが次々と歌舞伎フェイスパックをつけた写真をSNS上で公開したことから、海外にも人気が波及し、「日本の新しくて面白いフェイスパック」として世界中に認知が広がっており、サミットの公式お土産の選定にもつながった。

サミット参加国代表団や海外メディアなど約4,000名へ贈呈、店頭で数量限定発売中の「歌舞伎フェイスパック－ISESHIMA－」（税込900円）は、伊勢志摩サミットのロゴマークと、重要文化財に指定された三重県の伝統工芸品”伊勢型紙”をモチーフとした文様をあしらった特別記念パッケージ。

パッケージの内側では、日本の伝統芸能「歌舞伎」の歴史や様式を英語・日本語でわかりやすく解説し、サミットに参加した各国代表団・海外メディアへ歌舞伎を正しく伝えられるよう工夫をしている。